地銀で取得した資格は役に立たない?女性の転職活動時の事例

銀行で働いていると様々な業務を行いますので転職後の職場でも役立つスキルや資格があるように思われがちですが実はそんなことはないんです。

銀行というのは特殊な業界で、銀行だけで使われているシステムや業務というのが多くあります

ですので、転職先では似たような業務でも全くやり方が違って銀行での経験が役立たないなんてことも起こりがちです。

今回は実際に銀行を辞めて他業界への転職活動をしている30代の女性の実例について取り上げたいと思います。

目次

銀行での業務内容は後方事務

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私は現在は働いていた地銀を辞めて専業主婦をしています。銀行には大学卒業後、新入社員研修を経て事務職として配属されました。

入社してすぐはOJTにより、ハイカウンター業務(諸届窓口)で預金の入出金、振込、公金納付、諸届事務を行いました。

その後、ローカンター業務(運用商品窓口)で販売資格を取得後、実際に担当顧客を持ち投資信託、外貨預金等の金融商品の販売やアフターフォロー、相続手続きの受付等に従事してていました。

役職がついてからはローカウンターの後方事務に異動し、ローカウンターで受けた事務処理や営業職からの金融商品の受注に関する事務、店内勉強会の開催や、OJTによる新入社員やパート職員等の人材育成にも従事していました。

私は銀行で12年勤めました。その間勤務先の支店は全て都内でした。都内は会社も多く、毎日多くのお客様が来店しますし電話も鳴りっぱなしで休みもなかなか取れない職場でした。

銀行で取得した資格は他業種では役に立たない

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銀行で12年間務めて銀行で勤務する上で必要な資格やスキルを身につけてきました。資格の勉強は勤務時間外にしないといけないので大変でした。

ただ、せっかく取得した資格は他業種に転職する際にはほとんど役立たないということが転職活動をしていてよくわかりました。

パソコンを使う機会が少なく一般的なスキルが身につかない

銀行ではパソコンを使いますが、後方事務の仕事は行内の専用のシステムに入力する作業が多いので実務でパソコンを利用することがほとんどありません。

融資業務や報告書を作成するような仕事をしている行員はExcelやWordを利用して業務をしていますが、後方事務ではそういった業務は行いません。

転職活動をして一般事務職に就きたいと思っても、実務経験がないため応募できないといったケースが多くあります。

資格は行内でしか役立たない

銀行では通信教育で様々な資格を取得させられますが他業種ではほとんど役立ちません。私が銀行で勤めていた間に取得した資格は以下の通りです。

  • 生命保険一般過程
  • 生命保険専門・変額
  • 損害保険募集人資格
  • 特別証券外務員2種
  • 銀行業務検定財務3級
  • 銀行業務検定法務3級
  • 銀行業務検定税務3級
  • FP3級

この中の資格で他業種へ転職して使える資格は一つもありません(笑)

生命保険や損保・FPなどの資格の勉強を通して金融知識がつくというメリットはあります。ただ、転職の際に使えるわけではありません。

同じ金融機関に転職するのであればまだ使えるとは思いますが、銀行内でだけ必要となる資格がほとんどです。

地銀でのスキルは転職の際に活かすことができる

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それじゃあ、地銀などの金融機関で働いていた人は転職が難しいのかと言えばそんなことは全くありません。

逆に金融機関に勤めていた方は他業種へ転職する際に重宝されるケースが多いです。その理由は以下の通りです。

コミュニケーション能力が高い

銀行に勤めていた方は窓口業務を行っていた経験がある方が多く、コミュニケーション能力が高い方が多いです。

毎日様々なお客様と接して臨機応変な対応をしていた経験というのは他業種に行っても十分活かすことができます。

作業の処理スピードが早い

銀行は毎日ひっきりなしに多くのお客様が来店します。お客様によって処理内容は異なりますし、お待たせしないように早く処理する必要があります。

そのため、毎日仕事をしていれば自然と業務スピードは早くなります。自分では気づいていないだけで仕事のスピードはすごく早いんです。

転職してみるとわかると思いますが、転職先によってはだいぶゆっくりと仕事をするんだなと思うようなこともよくあります。

社会人としての基礎力がある

銀行には研修制度がきちんとあり、電話対応やお客様対応などしっかりと教え込まれます。先輩社員の前でロープレをした経験があるなんて方もいると思います。

新入社員のころから銀行で叩き込まれた社会人としての基礎力が転職してからも大変役立ちます。

銀行員であれば基本的な業務はできると思われます。そのため、転職活動の際には有利に働くことが多いです。

最後に

地銀や信用金庫の業務は大変で精神的にもキツイですが、その割に給料はそんなに高いということはありません。

今の仕事が辛くても、なかなか転職まで考えらず辛い思いをしながら働いている方も多いと思います。

しかし、今の仕事をし続けて身体や心を壊してしまっては元も子もありません。体調が悪くなると長期間働けなくなってしまうことも考えられます。

そうなる前に一度転職を考えてみても良いと思います。金融機関で働いていた経験は他業種に転職した場合でも大変役立ちます。銀行員の強みは以下のポイントです。

  • コミュニケーション能力が高い
  • 業務処理能力が高い
  • 社会人としての基礎力がある
  • 臨機応変な対応できる

今の仕事が大変で精神的に辛いという方は一度検討してみるのも手だと思います。もしあなたが20代、30代であるならば仕事は探せばたくさんありますよ。

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この記事を書いた人

新卒で地方銀行に就職して1年間内部事務を経験した後に渉外係として30歳まで勤務。その後教育業界へ転職し、今は教育業界で働きながらサイト運営などの副業を行っています。副業をしたい方へのコンサル業も行っているので興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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