高卒で勤めた地方銀行から公務員に転職した20代女性の成功事例を紹介

地方銀行へ就職すると定年まで働けて将来安泰だというイメージがありますが今はそんなことはありません。

昨今の超低金利の状況下では収益を本業である融資で上げることができず経営が苦しくなってきている地方銀行も多く、統廃合が積極的に行われるようになりました。

すぐに地方銀行や信用金庫がなくなるということはありませんが、長期的な目線で見ると将来性に不安があると考える人は多いようです。

そのため、より安定した公務員へ転職する方は多いです。今回アンケートに協力して頂いた女性は北海道の地方銀行から地元の市役所への転職に成功した方です。

  1. 筆記試験対策はどうしたか?
  2. 面接で聞かれたことは何か?
  3. 志望理由書に書いたことは何か?

皆さんが知りたい上記のポイントについて答えていただきました。公務員への転職を考えている方の参考になればと思います。

目次

地方銀行から公務員へ転職しようと思ったきっかけ

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私は北海道内の地方銀行に勤めていた20代後半の女性です。もともと高卒で地方銀行に勤め始め主に窓口業務を担当していました。

高校では簿記を勉強しており、地方では高卒女子の就職先が限られることや、転居を伴う異動がないことから銀行員の道を選びました。

また銀行は産休育休などの制度が整っていたことも魅力でした。退職までは8年ほど働いていました。

辞めようと思ったきっかけと公務員を選んだのか?

私が就職して数年後から高校卒の採用がなくなり、一般職でも短大以上の学歴の人しか採用されなくなりました。そのため、どうしても高校卒採用の人たちの肩身が狭くなってきました。

高校卒はキャリアを積むことができず、ほぼずっと窓口や融資担当などの接客であるのに対し、短大卒で採用された人は給料もよく、営業などの仕事も任されるようになりました。

実際、高卒で採用された女性はずっと窓口として残るか、結婚や出産を機に退職するかの二択でしたので、このまま一生窓口業務を担当するのか、と思うと未来がないとしだいに考えるようになりました。

転職先として公務員を考えたのは、女性でも一生働けること、公務員であれば安定した給料が得られ、キャリアアップを図れると思ったからです。また、自分の両親が公務員だったことも理由の一つです。

公務員試験の面接で聞かれたことと志望理由書に記載したことはコレ!

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公務員試験の内容は筆記試験と面接でした。筆記試験は通信講座を利用し一般教養について半年ほど勉強しました。

志望理由書には、「子どもの頃から住んでいた地元に貢献できる仕事がしたい」という点と「女性でも一生働き続けたい」という思いを書きました。

面接で聞かれたことは「なぜ地方銀行を辞めたいと思ったのか」「なぜ公務員なのか」「場合によっては残業などもあるが大丈夫か?」という点です。

地方銀行を辞めた理由は必ず聞かれると思っていましたので前もって準備していました。面接では「長く働いていてもキャリアアップの道が開けないこと、毎日がルーチンワーク化しており、新しい仕事にチャレンジしたいと思ったこと」などを伝えました。

「なぜ公務員なのか?」という点については「両親が公務員なので身近な存在であったこと、銀行で働いているうちに金銭の使い道について考えるようになったが、それを度外視で公共のために働けることが魅力と感じたこと」などを伝えました。

残業については「もちろんできる限り協力したいと思うが、国や街として『働き方改革』を叫び、働きやすい環境を整えると宣言しているので、できるだけなくしていくのが当然ではないか、とくにこれから結婚や育児をしたいと考えているので、女性だけでなく働く人全体の問題として配慮してほしい」と少し強めの意見を言いました。

地方銀行から公務員に転職して良かったことはコレ

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私は地方銀行でしか働いたことがないのでわかりませんが、職場は非常に和やかな雰囲気で仕事も淡々と進んでいきます。

これまでは常にお金を扱う仕事をしていたのでどうしても張り詰めた雰囲気やピリピリしたムードが漂っていましたが全く異なりました。

また、ほとんど接客のない部署に配属になったため電話などがなければ自分の仕事に集中できるのもとても新鮮です。

幸いにも来年度の計画をたてたり、予算計画をたてたりと金銭を扱う仕事を任されたこともあり、前職での経験が生かせるのも非常に喜ばしく感じています。

これまでは女性が多く、人間関係に悩むことも有りましたが、男性が多い部署のため女性はみな仲がよく、お茶くみなども各自がしているので女子ならではの仕事もありません。

地方銀行を辞めて良かったことは安心して働けること

辞めてよかったと思う一番の理由は新型コロナウイルスにより地方銀行も経営が苦しいところが増えてきたという話を聞いたことです。

銀行というと安定したイメージがありますし、地方では銀行に就職すると「よくできた子」という印象がありますが、地方の銀行や信金もどこまで持つか分からないところがとても多いです。

その際に一番最初にリストラされるのは窓口の女性ですので、地方銀行が統合されたり、経営悪化のニュースを見たりするとどうしても「いつかはこうなるのでは」という不安感がありました。

公務員は基本的にリストラはありませんので、一生安定して働くことができるのはとても安心感があります

また、公務員はやはり難関の試験をくぐり抜けてきた人が多いだけに、ほとんどの人が頭もよく人当りも良く、職場の雰囲気も非常に和やかで、精神的にも落ち着いて仕事ができるようになりました。

また部署によると思うのですが、「仕事が早く終わったので午後から休む」「子どもが風邪をひいたので休む」という人も多く、休みもとりやすいです。

研修があり転職先で苦労したことはない

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公務員として採用されると、まず初めにしっかりとした研修があります。ここで公務員としてのはたらきかたをしっかりと学びます。

銀行でも研修はありましたが、公務員となると採用人数も桁外れですので、同じ転職組の同期ができたことも心強かったです。

接客のない部署に配属されたのでこれまでとは全く逆の仕事内容となり、初めはかなり戸惑いましたが、新人担当の方が一人ついてくださり、手取り足取り教えて頂けたので不安はあまりありませんでした。

また、接客の経験は電話をとったり、外部の方がいらした際の対応に役立たせられていると思います。

ただ、これまで対面の接客ばかりだったため、テレワークが始まったときには非常に戸惑いました。家族や友人に手伝ってもらいながら、オンラインでの作業に慣れていきました。

今後公務員に転職しようと思う方へのアドバイス

公務員は一生リストラがなく、安定した給料を得て働けるという保証や安心感が他の職業とは全く異なります。

とくに女性で結婚や出産をしながら働き続けたいという人には非常におすすめです。実際に子育てをしながら働き続けている人が非常に多いので「自分もこうなりたい」というモチベーションがアップします。

公務員は倍率が高いですが毎年必ず採用があるので、通信講座や予備校などを利用してしっかりと対策さえしておけば合格できると思います。

最近では採用の際に年齢制限をなくしているところも多いですし、専門職としての募集をしているところもあるので、年齢や職歴であきらめずに公務員に転職することもぜひ検討して欲しいと思います。

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この記事を書いた人

新卒で地方銀行に就職して1年間内部事務を経験した後に渉外係として30歳まで勤務。その後教育業界へ転職し、今は教育業界で働きながらサイト運営などの副業を行っています。副業をしたい方へのコンサル業も行っているので興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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