高卒で信用金庫に勤めた女性社員が転職した理由はなに?

私は20代の女性で、高校卒業と同時に地元の信用金庫に就職しました。地元は愛知県の知多半島内で、就職先の信用金庫も知多半島内を中心に支店を展開していました。

信用金庫といえばお金を扱うところなので給料も高いと思われがちですが全くそんなことはありませんでした。信用金庫で働いていた時の年収は220万円程度でした。

勤務内容の割に給料が安いんじゃないか?って同期といつも話をしていました。ただ、高卒だとこんなものなのかなと思ってはいました。

私が信用金庫に勤めていた時にこれって割に合わなくない?と思ったポイントをまとめてみました。

  • 業務内容の割に給料が安い
  • 自費での資格の取得
  • 資格を取得しても給与は変わらず業務量が増えるだけ

なお、現在は金融関係とは全く異なる職種に転職し、一般事務を中心とした業務に付いています。

目次

信用金庫での仕事は事務から営業まで多岐にわたる

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信用金庫の仕事と聞くと事務だけしていたらいいと思われがちですが全くそんなことはありません。仕事内容は多岐に渡ります。

私がしていた仕事内容は、主に出納業務・後方事務が多かったです。支店内の現金の流れや金額の把握・管理、テラー(窓口)係との現金のやりとり。

現金の状態を見て、汚れや破れが目立つ場合は損金として処理をするなど、主に現金を触る業務から、伝票処理、電話応対、来客対応、テラー業務の補佐、営業補佐など、窓口後方での事務仕事などを担当していました。

ただ、私が勤めていいた支店は小さかったこともあり、各担当の境界があいまいで、私がテラーとして窓口に立つことも多かったです。

テラーに立った際には本部が推している金融商品をお客様にご案内する営業的な仕事もしていました。

各社員に金融商品のノルマが設定されるので、窓口に立った際にはお客様に声掛けをしないと上司から注意されました。

転職を考えたのは支店の雰囲気が悪かったことがきっかけ

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私の運が悪かったとしか言えないのですが、私が配属された支店は暗くじめじめした場所にあり、人間関係も悪く、職場環境としてはかなり悪い方でした。

職場内では職員同士の悪口は当たり前、「できない職員のことはこき下ろしていい」という風潮もあって、いつも空気が悪く、私も早い段階から「転職したいな」と考えていました。

また、私が配属された支店は営業成績が常にワーストということもあり、本部にせっつかれる上司はいつもピリピリしていて、その割には来客もそこそこ多いので慢性的に人手不足でしたし、営業や窓口の業務もかつかつでした。

しかし、他の支店に配属された同期の中には、職員同士仲が良く毎日生き生きと仕事をしている、という職員ももちろんいました。

ですので、この点は「信用金庫だから職場環境が悪かった」というわけではなく、どの企業でもあり得ることだと思います。完全に、運やタイミングに左右されるポイントだったと思います。

自費での資格取得が割に合わない

私は、自分が信用金庫の業務に向いているとは全く思わなかったので、薄給であることや昇給が少ないことなども「悪い待遇」とは思わずに受け入れていました。

しかし、本部からほとんど強制かつ自費で、難しい資格の取得を命じらることが気に食わなかったです。

自費で受けさせられるのに、試験に落ちたら名前を全店に晒されてしまうなんてこともありますた。

仮に合格して資格を取得できても、お給料が上がるわけでもなく、やらなければならない仕事が増えるだけ、という仕組みには不満や「おかしいのではないか?」という気持ちを抱いていました。

信用金庫の仕事が合わなかったのが辛かった

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私は根本的に「信用金庫の仕事が自分に合わなかった」ことが辛かったです。信用金庫では、自分が働いている姿が常にお客様の目にさらされます。

そして、そんな中で処理するのは、もちろん待っているお客様のための仕事です。ただでさえ焦る状況ですが、人目を気にしすぎる傾向にある私にっとてはなおのこと辛く、常に緊張していました。

また、就職するまで自覚がなかったのですが、私は人の顔を見分ける能力がかなり低く、窓口で対応したお客様の顔を何度見ても覚えられませんし、直前に対応したお客様のことも、1度目を離しただけで分からなくなってしまいました。

そのことが、上司にも自分自身にも理解できず、そのためによく叱られ、辛かったです。また、信用金庫では、事務仕事においてミスは決して許されません。

他の信用金庫では分かりませんが、私が勤めていた信用金庫では評価が「減点方式」でした。つまり、ミスの数で職員や支店の評価が変わるのです。

通帳の作成ミスや書類のミスはもちろん、タイピングでの打ち間違えさえも許されませんでした。私は緊張しすぎるため、よくタイプミスをし、そのたびに目に見えてミスの数字が増えて、余計に焦り、またミスを重ねる…の悪循環に陥ってしまったことが辛かったです。

窓口業務で、苦手な接客をしながら、ミスが許されない事務仕事を並行して行わなければいけない点も常にプレッシャーで、辛いという気持ちが積み重なっていきました。

信用金庫の人間関係が悪く転職

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私は、自分が配属された支店の人間関係が悪かったこともあり、かなり早い段階から「辞めたい」「転職したい」と考えていました。

しかし、高校卒業と同時に就職した企業だったということもあり、「転職」というものに非常に不安を抱えていました。

また、なまじ学生時代に成績優秀だっただけに、負の感情に負けて辞職ないし転職することに対してプライドが邪魔をしたり、世間体がきになってしまったりして、長い間転職に踏み切れずにいました。

しかし、この会社にいるかぎり、私はどうしようもない、と気づいた時、本気で転職しようと考え始めました。

私は元から、自分に向ているのは事務職だと感じていたため、地元で一般事務の求人を出している企業を片っ端から調べ、その中から特に自分の希望に近いと思われる企業に直接面接の依頼をしました。

そうして転職したのが今の会社です。今の会社は製造業なので、金融業界とは全く異なります。職種は当初の希望通り一般事務ですが、小さな会社なので、経理補佐や総務業務、営業事務などを兼任しています。

何でも屋のような状態ですが、黙々とこなせる仕事が多かったり、毎日ちょっとずつ新鮮さを感じるので、今の仕事内容はかなり気に入っています。

また、何より嬉しいのが、人間関係の風通しが非常にいいことです。みんな、言いたいことをはっきり言いますし、あっけらかんとしています。

そんな空気の中で仕事をするうちに、私も癒されて、地に落ちていた自己肯定感がかなり持ち上がりました。

信用金庫に勤めるならコミュニケーション能力は必要

信用金庫に就職したい人で事務希望の人は、業務内容を事務一本にしてもらうのはかなり難しいということをお伝えしたいです。

信用金庫の仕事では、コミュニケーション能力や柔軟さ、そして瞬発力が必要になります。どちらかというと、「コツコツ勉強タイプ」よりも「一夜漬けタイプ」に向いている職種なのではないかと思います。人と接することが好きな人にオススメしたい仕事です。

逆に、私の転職先である製造業での一般事務に就きたい人は、黙々作業すること、コツコツ積み重ねるような一見地味な仕事が向いている、と感じる人にオススメの仕事です。同じような仕事の繰り返しでも苦にならない人に向いています。

もちろん、一般事務だからといって、全く人と関わらないわけにはいきませんが、関わる人の範囲は信用金庫に比べかなり狭まります。

事務仕事がメインになるので、パソコンのブラインドタッチや、Excel・Word・メールの基本的な使い方は最低限身に着けて置いた方が良いです。

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この記事を書いた人

新卒で地方銀行に就職して1年間内部事務を経験した後に渉外係として30歳まで勤務。その後教育業界へ転職し、今は教育業界で働きながらサイト運営などの副業を行っています。副業をしたい方へのコンサル業も行っているので興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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