地方銀行と信用金庫の違いはなに?新卒で就職するならどちらがいい?

自分が生まれ育った地元に貢献したい!そんな思いを持って地元で就職活動をしている学生は多いと思います。

地元での就職を考えた場合、選択肢の一つとして地方銀行や信用金庫が挙げられます。どちらも地域密着型の企業ですし、どこの市町村にもあるからです。

私も地元の大学に進学し、そのまま地元で働きたいと思い地方銀行と信用金庫の採用試験を受けました。その後地方銀行に就職をしました。

では、地方銀行と信用金庫どちららに就職するのが良いのでしょうか?これは本当によく質問されます。どちらからも内定をもらった場合に悩む方は多いです。

今回は地方銀行と信用金庫の違いと新卒で就職する場合はどちらが良いのかということをお伝えさせていただきます。

目次

地方銀行と信用金庫の違いを紹介!

4401753_s 地方銀行と信用金庫の違いはなに?新卒で就職するならどちらがいい?

人によって重要視するポイントは異なりますので、様々な違いについてご紹介させていただきます。

年収の違いから考えた場合

まずは年収の違いについてお伝えさせていただきます。地方銀行と信用金庫を比較すると基本的には地方銀行の方が年収は高いと言われています。

地方銀行の場合の平均年収は650万円程度であるのに対し、信用金庫の平均年収は600万円です。

ただ、信用金庫によっては地方銀行よりも高い年収である場合もあるので、自分が就職を希望している先の平均年収を調べてみる必要はあります。

思った以上に年収に差はないということがお分かりいただけるのではないでしょうか?

給料という面で考えた場合、地方銀行と信用金庫の違いはそれほど重要ではなく、どこの銀行・信用金庫で働くのかの方が重要と言えそうです。

仕事内容から考えた場合

次に仕事内容の違いから考えてみたいと思います。地方銀行と信用金庫では根拠となる法律が異なりますが業務内容はほとんど違いはありません

どちらもメインとなる業務は「貸出」「預金」「為替」です。最近では金融商品の販売業務なども含まれます。

では、両者を比べた場合、何が違うのかというと業務を行う対象が違うという点です。地方銀行は取引対象に関して制限を設けておらず、全国的・世界的に業務を行うことができます。

それに対し、信用金庫は地域の中小企業がメインとなります。信用金庫と取引のできる事業者は従業員が300人以下、または資本金が9億円以下であると定められています。

また、その信用金庫の地区内に事業所がなくてはならないということも定義されています。

ですので、両者を比較すると地方銀行の方が規模が大きく、信用金庫の方が地域に密着した活動ができるということです。

自分がどちらの仕事をしたいか、どちらの方が自分に向いているのかを考えて選ぶとよいでしょう。

転勤のあるなしから考えた場合

次に転勤のあるなしから考えたいと思います。結論から言えば、地方銀行も信用金庫も転勤は必ずあります。

お客様のお金を取り扱うという仕事上、不正が起こらないような仕組みを作る必要があります。

そのようなこと考えた場合、一人の社員が長期間に渡り同じ支店で働き続けることはリスクが高まります。ですので、3年に1回程度のスパンで転勤はすることになります。

ただ、地方銀行の場合は県外にもに支店があるため住居から離れた支店に転勤となるケースがありますが、信用金庫の場合はサービスエリア内の別の支店へ異動する程度です。

そのため、居住地域にこだわりがあったり、転居をしたくないと考える場合は信用金庫の方が良いと言えそうです。

将来性から考えた場合

最後に将来性ということを考えた場合、どちらが良いのかについて考えてみたいと思います。

一昔前までは金融機関に就職出来たら将来は安泰だと言われていましたが、変化の激しい現在では地方銀行と信用金庫どちらに就職しても安泰とは言い切れません。

本業である融資で収益を得ることができていない

金融機関の本業である融資業務で収益を生むことが難しくなってきていることが要因の一つです。

日本では長年異次元の金融緩和によって低金利が続いています。銀行は預金に対して支払う利子と、融資先から徴収する利子の差額「利ザヤ」が大きければ大きいほど利益は上がります。

しかし、低金利が続いているので収益を上げることができません。また、金融機関同士の競争も激しく、金利を上げることもできない状況です。

また、日本では少子高齢化によって今後人口が減少していくことは間違いありません。

ということは、メインの融資先である中小企業の数も減少していくという事です。そうなると今後より一層金融機関の再編は進むでしょう。

ですので、将来性ということを考えた場合、どちらを選ぶのが良いのかということではなく、どこの銀行・信用金庫を選ぶのかが重要になるでしょう。

既存顧客も多く、収益性も高い事業展開をできている場合は生き残ることができるでしょうが、そうでなければ淘汰されるでしょう。

自身が就職先として検討している金融機関の事業内容を一度確認する必要があるでしょう。

地方銀行と信用金庫の違いで選ぶのではなく収益性に注目することが重要

就職先として地方銀行と信用金庫どちらが良いのか悩んでいるという方は一度考え方を変えてみてはいかがでしょうか?

どっちが良いのではなく、どの会社を選ぶのかという考え方に変えてみましょう。どちらも仕事内容はほとんど変わりませんし地域に密着した仕事をするという点も同じです。

ただ、給与や将来性はどの銀行・信用金庫を選ぶかによって大きく異なります。せっかく就職した会社が40代・50代になって潰れてしまったとなっては目も当てられません。

ですので、自身で事業内容や収益性をチェックして、より安定性の高い就職先を選ぶとよいと思いますよ。

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この記事を書いた人

新卒で地方銀行に就職して1年間内部事務を経験した後に渉外係として30歳まで勤務。その後教育業界へ転職し、今は教育業界で働きながらサイト運営などの副業を行っています。副業をしたい方へのコンサル業も行っているので興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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