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地方銀行・信用金庫で産休や育休って取れるの?4人のリアルな声を紹介!

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一昔前までは女性は結婚して出産したら退職するという考えが当たり前でした。産休や育休という制度はありましたが、使う人はほとんどいなかったようです。

しかし、今はそんなことはありません。出産後も働くという選択肢は当然のものになっています。会社側も女性に長く勤めてもらえるように制度を充実させているところも増えてきています。

新入社員を育てるまでのコストを考えると、今いる社員に残ってもらった方が作業効率が良いという考え方が浸透してきたようです。

地方銀行や信用金庫でもそのような考え方が浸透しつつあり、女性が働きやすい職場を提供しようと時短勤務やフレックスタイム制などを導入しているところもあるようです。

しかし、職場によってはまだまだ産休を取ることについて協力的ではないところもあるようです。

今回は実際に地方銀行・信用金庫に勤めていて産休を取得した方にアンケートに協力して頂きました。産休について考えているという方はアドバイスをもらっていますのでよかったら参考にして下さい。

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目次

地方銀行・信用金庫で産休をとった3名の女性社員の声を紹介

まずは女性社員の声を紹介させていただきます。女性が産休を取得することは当然のことだという考えが浸透してきているようです。

信用金庫で産休を取得した女性の事例

私は30代女性で息子が二人います。小学生と保育園児です。大学卒業後、信用金庫に10年以上勤めておりました。現在は転職をして、事務職をしております。

仕事と育児のバランスを考えた時、信用金庫での仕事は時間の融通が効きにくかった為、転職を決めました。信用金庫では、上の子の時に産休、育休をとりました。

信用金庫では産休後復帰するのが普通の流れとなっていた

私の職場では産休や育休をとり復帰をするという流れが確立されていたので、特に嫌な思いをする事はありませんでした。

元気な子を産んで戻っておいでね!と言って送り出してもらいました。ちょうど私が産休に入る1ヶ月前に、育休明けの先輩が復帰されたので、その方に仕事を引き継ぎました。

私の場合は、ちょうど良いタイミングで引き継ぎを出来る人がいたので大きく迷惑をかける事はありませんでしたが、逆の立場で困った事がありました。

同じ係の同僚が8月から産休に入ったのですが、人事異動の時期は基本的に4月と10月なので、2ヶ月間人員の補充がない状態が続きました。

ちょうどその時は、資産運用の担当を2人でしていた為、2人分の顧客を1人で管理しながらノルマをクリアしなければならない状況となり、とても苦しい思いをしました。

産休・育休を取得するとキャリアアップを諦めなけれならない時もある

産休や育休をとって復帰をされた先輩ママさん達のおかげもあり、1年2ヶ月お休みさせていただきましたが、復帰した時に仕事の感覚が鈍っていないかどうかという事が、心配でした。

復帰直後はやはり、頭から抜けてしまっている事があったので焦りましたが、すぐに感覚は取り戻せました。

また、同僚の育休や産休に関しても苦しい思いはしたものの、やはりお互い様なので嫌な顔はせず乗り切りました。

女性が仕事をしながら出産・育児をしていく事は、非常に大変です。時には昇格にもひびく事があるので、キャリアアップを諦めなけれならない時もあります。

同僚の中には未婚であったり既婚でも子供がいない人もいるので、産休や育休を取る事をあまりよく思わない人がいるのも事実ですが、出来るだけ取りやすい環境が整備されていくと良いと思います。

地方銀行に入行して3年目で産休を取得した女性の事例

私は高校を卒業後、地元の地方銀行に就職をしました。約1年ほど後方事務と出納業務を行い、2年目からは窓口業務をさせていただきました。

その後、エリア内異動で母店に行き、窓口業務をしながら金融商品の販売を行っていました。後輩も出来たのでOJTもさせていただきました。

3年目に他のエリアの母店に移動し、個人FPとして金融商品の販売や融資を担当させていただきました。

3年目の冬頃に妊娠が分かり、後方事務へ変更。産休・育休を取得し、その後復職、個人FPを続けさせていただきました。

職場の理解があり産休・育休は問題なく取得できた

産休制度や育休制度に理解のある職場だったので、支店長には早めに相談をさせていただきました。

妊娠した時は個人FPとして外に出ていたので、身体の負担を考えて後方事務へ変更させていただくなど、体調に気を使っていただきとても助かりました。

硬貨などの重いものを持ったり、しゃがむ様な行為をしないように伝えられ、妊娠中でも仕事のしやすい環境を作ってくれました

担当業務が変わったことで、職場内の上司同僚にもすぐにバレてしまいましたが、みなさんに祝福され、フォローしていただくことが多かったです。

つわりなどのマイナートラブルがありましたが、早退や休暇をいただきました。業務の引き継ぎもしっかりとさせていただいたので、トラブルなく産休・育休を利用することが出来ました

産休を取得するまでの間のつわりが辛かった

職場内のみなさんにフォローしてもらって申し訳ない気持ちもありましたが、無理をして切迫流産や切迫早産になると更に迷惑がかかると思い、みなさんのご好意に甘えることにしました。

自分の無理のない範囲で後方事務を行い、なるべく窓口業務や融資業務のフォローをすることにしました。また、妊娠初期につわりが2ヶ月ほど毎日続きました。

さすがに2ヶ月も早退や休むことは申し訳ないと思い、飴を舐めたり、スッキリするような食べ物を多めに買い、給湯室にある冷蔵庫に常備させてもらいました。

どうしてもつわりがきつい場合は会議室などで少し休ませてもらいましたが、なるべく自分の仕事はこなすように気を付けました。

自分が無理をすることで周りに心配をかけさせてしまうので、なるべく周りに心配をかけさせないように行動しました

地方銀行で産休を取った女性の事例

大学を卒業後に地元で働きたいという風に考えるようになったことで地元で働くなら銀行で勤務したいと思うようになって帰郷してきた者です。

最初はかなり消極的な理由で地元で働きたいと思っていたのですが、いざ地元に帰ってくると地方ならではの静かな環境が自分に合っていると思いました。また地方銀行ならではの地元民との交流があるのも好きです。

育休を取ることに対しては否定的な印象

私が育休制度を利用した時の職場の反応ですが確かに口では特に何か言われるという事はなかったです。

ですが、明らかに育休制度を使って長期間休みを取る事に嫌な顔をされたというのがありました。

昔よりは育休制度を使って長期間休みやすくなっているとは思うのですがそれでも職場の雰囲気としては育休を使っているんじゃないという無言の圧力を感じました。

そういうのがあるのがやはりまだ前時代的だと感じました。特に育休を使って休む事に対して上司だけが嫌な顔をするだけでなく、同僚も含めてみんなが嫌な顔をしていたのが印象的でした。

トラブル等はなかったのですが、微妙な空気が漂っている感じがしたので普通に育休制度を使おうとした私の方が悪いような気分になりました

職場復帰しやすいように同僚との人間関係は継続

私が育休制度を使って長期間休もうとした時に職場全体が微妙な空気になった時に私が取った対応は特に変わったことはしなかったのですが家に職場の人達を呼んで色々話をしたり休んでいる間でも交流を図るという事を積極的にしました。

そうすることで育休で私が休んでいる間に全く関係がないという状況を避けるようにしていました。

これをやることで職場の人達をこちらが大事に思っていて迷惑をかけているという自覚があるような素振りをアピールして相手の私に対する印象を良くしようとすることはしました

もちろんこれで完全に嫌な顔をされなくなったということはなかったですが、それでも私が気を遣っているのが分かってもらえたので最悪の事態は避けられました。

地方銀行・信用金庫で産休をとった男性社員の声を紹介

最近では男性の育休取得も可能となってきています。ただ、まだまだ取得率は低いのが現状です。女性が取ることは肯定的でも、男性が取るのには否定的な職場も多いようです。

地方銀行で育休を取得した男性の事例

私は35歳男性で妻と娘が一人います。福岡にある大学を卒業し、そのまま福岡にある銀行に13年間勤務しています。

五年前に結婚し、二年前に娘が産まれました。以前まで妻も同じ銀行に勤めており、職場結婚しました。

現在妻は保険会社で仕事をしています。娘が産まれた時妻だけでは育児が大変なので私も育休をとりました。

私が勤めている銀行では女性は結婚、出産のタイミングでほとんどの人が退職しており、育休を取った人はあまりいませんでした。

妻も私と結婚をした時に銀行を辞めて、家事がしやすく育児にも協力的な会社に転職しました。

最初は男性の育休取得に前向きだった

そんななか子供が産まれて、私は会社に「育休を取りたい。」と告げると会社側はかなり協力的に話を進めてくれました。最初は育休期間中でもあまり給料の減額はないという話でした。

育休を取るのが決まり引き継ぎの仕事をしている時、会社側から「育休期間中は給料の大幅な減額になる。」と告げられました。

理由としては2つあり、1つ目は引き継ぎが上手くいかなかった事。2つ目は今まで男性で育休を取った人がいない事。特に2つ目の理由が大きかったです。

短い期間であったが育休を取得するこができた

対処法としては、会社と話合い、会社側から提示された条件は以下のようなものでした。

  1. 地方の小さい支店に行き最初に決められた期間の三分一程度育休を取る
  2. 育休を取らない

どちらかから選んで欲しいと言われて、1つ目の条件を飲み三分一程度の育休期間になりました。地方の小さい支店だったら人があまりいなくてもいいということでした。

やはり給料の大幅な減額は育児をしていく中では家庭に厳しいものがあり結局は泣き寝入りした形になりました

育休期間中も週に一回程度、会社に呼ばれ業務をする日もありました。会社としては育休を取らせてやりたいが、その期間中人がいなくなるのは厳しいものがあるというのが現実だったとおもいます。

信用金庫で産休・育休を取得した男性の事例

経済系の大学を卒業した後に新卒で他業界の一般企業に勤めたあとに、5年目で地元の信用金庫に転職しました。

それまで働いていた会社は運輸関係だったのですが、いわゆるブラックで残業も多くその割には手取り収入が非常に低いので、せめても待遇の改善を期待して転職をしました。

現在、転職後5年たち一応、仕事も順調に行っており、家庭では第一子が生まれて3年たったところです。

両親の協力を得ることができないために産休・育休を申請

私は地元で働いてはいるのですが、私の両親は現在、地方に移住してしまっており、実家はもうありません。

老齢でゆっくりと余生を過ごしたいという希望の為、地元に帰ってくることもあまりありません。

また、妻の両親も地方在住であり、体も悪いので子育てのサポートは期待できない状況です。

妻も第一子の出産であるため非常に不安が大きく、ワンオペ育児は限界があることと、妻の精神状態も不安であったため、会社の上司と相談して産休育休を取ろうと申請しました。

会社の制度上は認められているものの、職場では初めての男性の育休だったので、最初は上司も困惑したようで、何気なく考え直してほしいという雰囲気を出されて、居心地が悪くなった経験があります。

引継をしっかりと行ったことで同僚も協力的になった

私がいなくなった期間のことを考えて、まずは自分の仕事のマニュアルや棚卸作業をコツコツと準備し始めました。

その内容を都度都度、上司にも報告して見せることで、周りの安心感も増したのか、段々と職場の同僚も協力的になってきました

仕事上では私が一人で抱えていた仕事をシェアするようになっただけではなく、他の方たちもチーム制をより敷いていくようになり、育休だけでなくちょっとした休暇も取りやすい雰囲気になっていきました

また、コロナ禍でテレワークが進んだことも追い風となり、職場にいなくてもなるべく仕事ができるような環境づくりを進めることが出来ました。

育休中は少し変則的ですが、仕事を自宅でさせてもらえるようにもなり、育児をしながら空いた時間で自分の仕事を進める。夜、子供が寝た後に残った仕事を片付けるといったように、有効に時間を使うことができました。

自分の可能性を事前に知っておこう!

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