SEから地方銀行に出産後契約社員として再就職した女性の本音!

出産を機に仕事を辞めるという方は多いのではないでしょうか?最近では産休制度を利用できる企業も増えてきましたので退職する方は減少傾向にあるようです。

しかし、内閣府男女共同参画局の調査によると第一子の出産を機に退職する方は46.9%と依然と高いようです。

参照:男女共同参画局の広報誌「共同参画」2019年5月号より

出産を機に退職したものの、ある程度子どもの手が離れるようになったら考えるのが再就職だと思います。

今回はシステムエンジニアとして働いてた女性が出産を機に退職し、その後地方銀行に契約社員として再就職をして女性にアンケートに協力して頂きました。

金融機関で働きたいと思っている方の参考になればと思います。

目次

地方銀行に再就職して感じたシステムエンジニアとの違いと待遇に感じる不満

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私は40代女性で関東在住です。転職したのは30代前半で、出産のため退職し、ブランク一年で銀行に再就職しました。

理由は自宅から近い職場で働きたかったのと、安定した企業で長期間腰を据えて働きたかったので金融業界を選びました。

もともと金融に興味はありましたが全くの業界初心者でした。仕事を見つけたのは新聞の折り込みチラシと派遣サイトのホームページです。銀行に転職して10年以上が過ぎました。

仕事面での違い

前職との違いは朝9時から午後3時までという店舗業務の時間と、毎日時限のある処理を扱う緊張感です。

勤務時間に関しては開店より早く職場に入り準備があり、閉店後も後処理がありますので残業があります。

といっても遅くとも5時前には退行できるので子育て中の身としてはとてもありがたいです。

職場の環境としては同じ業務をこなす同僚が多かったので困ったときに非常に頼りになりました。

休憩時間も三交代制で決まっており、休憩室や食堂も完備されていたのでリフレッシュには最適でした。

定期的に清掃も入りますし、店舗は古くとも綺麗な職場でしたので設備面で困ったことはなかったです。

待遇面に対する不満

待遇については、お金を取り扱う重要な仕事の割にはお給料が安い気はしています。幅広いお客様の対応に加え、振込等金額や宛先、日付のミスが許されない環境のプレッシャーの重さがあり、緊張感は前職とは比べ物になりません。

お客様の事務を受ける度にずっと緊張感は続きますので、精神的な疲労は蓄積されます。対して給与はそれほど高くありませんのでモチベーションの保持が難しいです。職場で退職される方も多く、人の入れ替わりが頻繁に起こるのはネックでした。

またストレスのため精神的に疲労する方も多く見受けられ、自分の体調を管理しながら日々の業務に当たるので、適度な息抜きが必要で、万が一トラブルがあっても次に引きずらないメンタルの強さも要求されました。

私は一年間の派遣の後、銀行の直接無期雇用に切り替えてさせて頂きました。ただ契約社員のためボーナスがない待遇なので、そこは正社員にならなければ改善されないところではあります。正社員になるハードルはかなり高いので難しいところです。

地方銀行に未経験で勤めて大変だった点は3つ

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地方銀行で勤めて大変だと思った点の1つ目はミスに対する緊張感の大きさです。どれほど気をつけていてもふとした認識の違いからミスは起きてしまいます。

起こしたとしても前向きに引きずらないようにはしていますが、あまりのプレッシャーで夜仕事でミスをする夢を見たりと一時期辛い時もありました。

ただ、そこで頼れたり意見の共有のできる同僚が周りにいましたので、休憩時に意見を聞いたりできたのは良かったです。

同じ職場で働くスタッフの存在は自分のストレスの解消と業務の改善にとてもありがたかったです。

2つ目は転職当初の人間関係です。緊張感のある職場のためか、ピリピリした雰囲気でお互い余裕がないため業務中はどうしても言葉の強さが出てしまうところがありました。

初心者のうちはどうしてもベテランの皆さんの足を引っ張ってしまい処理スピードも遅くなってしまうので、指導してくださる方の言葉もキツいものになりがちでした。

私は全くの業界初心者でしたので、それでも言われたことに反発する余裕もなかったのが幸いしたのか、ある程度仕事を覚えるようになってきてからは頼られるようになってきました。

務してから一ヶ月、三ヶ月、半年の段階でどんどん精神的に楽になって行くのを感じました。

3つ目は「札勘」です。札勘とはお札を数えることなのですが、通常銀行員は新入社員研修で叩き込まれるスキルですが私にはそれがなかったので周りのベテランの方達に実戦で教えて頂きました。

手先が不器用なのか勤めて10年以上経ちますが未だにスムーズに出来ないところがあります。たまにYouTubeで札勘動画を見て日々研究中です。

地方銀行の仕事を辞めたいと思ったことはない

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私は地方銀行に再就職して10年以上経ちますが辞めたいと思ったことは実はありません。元々金融に興味があったのと、実際に働いてみて大変ではありますが勉強になることは沢山あったので、転職して良かったと思いました。

日々の業務で得られる金融知識は自分の人生設計や老後の資産形成にとても役立っています。

ただ、一度だけストレスで体調を壊し急性胃腸炎になったことがありました。その時は仕事は楽しいし辞めたくないのに体力が続かず、いよいよ退職するしかないのかなと思ったこともあります。

子育てしながらのフルタイム勤務でしたので、毎日の家事と子供送り迎えと仕事の板挟みで、気力では平気なつもりでしたが身体が先に悲鳴を上げたのだと思います。

その時は一ヶ月ぐらい体調を見ながら勤務させて頂きました。早退したりお休みしたりと周りに迷惑をかけてしまいましたが、温かく見守って頂けたので周りの方々には感謝しています。

地方銀行に再就職をしようと思う方へのアドバイス

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会社員の経験が一度でもあれば、金融機関への再就職は容易だと思います。銀行で得た知識は世の中のお金を知る上でとても役に立ちますし、自分の人生を見直す上でも大事な経験となりました。

銀行にいらっしゃるお客様のライフスタイルの節目節目にお手伝い出来ることは緊張しますがやりがいもあります。

お客様からの笑顔は社会貢献をしているという何者にも変え難い充実感を自分自身にもたらしてくれます。

もし金融業界を目指されるのでしたら、学んで置いて損はないスキルとしては、FP3級をおすすめします。

内容は高校生でも取りかかりやすい初心者向けのものですし、業界の取り掛かりとしては入りやすい資格だと思います。

他にも保険の資格など銀行には多々ありますが、必要な資格は入社してから会社負担でテキストを貰えたり、研修を受けたりと補助が出ますので焦らなくとも大丈夫だと思います。住宅ローンなどの融資部門に入りたい方は宅建などもおすすめです。

転職してきた周りのスタッフには、元CAさんだったり保育士さんや損害保険、生保業界の方だったりとバラエティに飛んでいます。

接客が好きな方も向いている職場だと思います。様々なお客様が来店されますので人が好きな方は店舗としても大助かりです。

一番大事なのは金融で働きたいという興味だと思います。新しいことを楽しめる方、銀行はどんなものか知りたい方、お金の流れの仕組みを知りたい方はこの業界を是非目指してみると良いのではないでしょうか。

現場では70代に近い方まで男女とも働いていますので、意外と年齢よりやる気の職場だと思います。

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この記事を書いた人

新卒で地方銀行に就職して1年間内部事務を経験した後に渉外係として30歳まで勤務。その後教育業界へ転職し、今は教育業界で働きながらサイト運営などの副業を行っています。副業をしたい方へのコンサル業も行っているので興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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