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信用金庫の仕事内容を紹介!30代で役職に就いている男性からのアドバイス

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信用金庫は地元で安定した仕事に就きたいという方にとって人気のある就職先の一つです。県外への転勤なんてこともほとんどないので、結婚して地元で暮らしたいという女性からも人気のある仕事です。

ただ、仕事内容は大変です。お金を取り扱う仕事ですので慎重さが必要になりますし、金融に関する知識も必要不可欠です。

金融情勢は日々変化しますので、毎日情報収集する必要があります。どの業界も知識をアップデートする必要がありますが、金融機関はその量が多いです。

ですので、軽い気持ちで入社するのではなく、ある程度覚悟を決めて入社することをオススメします

今回は信用金庫に勤める30代の男性で役職に就いている方にアンケートに協力して頂きました。役職の大変さがわかると思いますので参考になればと思います。

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地元で安定した仕事をしたいと思い信用金庫に入庫

私は大学でマクロ経済学とミクロ経済学を主に学びました。マクロ経済学はGDP(国内総生産・国内で生み出された付加価値額の合計)などを世界と比較することを通じて自国の経済を分析する学問です。

一方、ミクロ経済学は消費者と生産者といった最少単位の経済主体を分析する学問です。ミクロ経済学のなかに中小企業経済論や金融論という講義がありました。

私の場合、グローバルな視点を持ったマクロ経済学よりも中小企業などに視点をおろしたミクロ経済学に興味を持ちました。そこで地域経済を支える信用金庫の仕事に興味を持つようになったのが最初のきっかけです。

また、私が就職活動を行っていた時期はちょうど就職氷河期時代でした。公務員の競争倍率は高い時代で皆安定した仕事にまずは就くことを目指していたと思います。

そのような中、地元での就職を目指していたこともあって今の信用金庫に入庫しました。世間一般的に見て信用金庫という仕事は肩書きは良く(あとから考えるとそうでもありませんでしたが)、母子家庭で育った私としてはとりあえず安定を求めていたこともあって今の信用金庫に決めました。

単なる言い訳になるかもしれませんが早く母親を安心させたかったのかもしれません。コロナ前のような学生の売り手市場を経験していないため、入庫後は仕事がたとえ辛くとも転職したいという気にもならなかったことが今でも仕事を続けている本音のところです。

信用金庫での仕事内容と部下を持つ悩みを紹介

私は営業職です。主に既存で融資取引のある法人や個人事業主への融資提案業務や、融資取引のない新規の法人や個人事業主への新規開拓営業活動が主な仕事内容です。

また、私の支店の営業課には3名の部下がいます。入庫したての子もいれば、30代半ばの中堅クラスの子もいます。部下のレベルにあわせて日々の営業成績の進捗状況管理に加えて、OJTを兼ねた同行訪問活動も行っています。

入庫したての子の担当顧客から融資相談があった場合、どのように話を進めていったらいいか分からないので一緒に訪問します。実際に横でやって見せて覚えていく方法を取っています。

最近思うことは、最近の若い子(自分がおっさん化してしまっていますが)は受け身の子が多い印象です。営業なので、自分の担当顧客からの依頼に対し、何とか期待に応えたい、仕事を覚えたいと私が若い頃はがむしゃらにやってきました。

しかし、最近の子は上司に話をふって、あとは頼みます、でも成績は下さいね、という子が多いように思います。私が若かった昔のようにただ数字をとってこいと言ったところで、パワハラで訴えられるのが関の山です。

手取り足取り一から十までお膳立てしてあげないと今の子は育たない、続かないという印象です。最近はコロナ禍であろうがお構いなしで辞めていきます。

長引く不況のため新卒採用も抑えており、退職者が増えると営業職員の穴が空きます。そうなると、次の人事異動で補充があるまで欠員がでます。そうなると残された人間の負担が増すという負のスパイラルに陥るということです。

信用金庫で働いていて感じる不満

就職前の会社説明会などで、信用金庫のトップである理事長の話を聞く機会がありました。また、企業分析をするうえでホームページを閲覧し、理事長や信用金庫の方針に触れて社風が気に入って就職を決めました。

しかし、企業理念として地域のお客様のためにお役にたつことが使命であるといった高尚な理念を掲げているにもかかわらず、実際の現場は目先の営業ノルマに追い立てられ、お客様のためというよりは自らの支店の成績のための営業活動がほとんどです。

また、多くの支店長や上司も本部からつめられることによって、部下の育成にまで目が行き届いていないのが現状です。

支店長は育てることは二の次で目先の数字しか評価してくれないので、最近の新入職員は疲弊して早々に転職活動を行っているようです。

そんな環境で働いていると、入庫前の仕事への理想もなくなってしまったことが今感じている不満です。仕事内容は複雑化しているにも関わらず、経費削減のため残業はできません。

しかし、ノルマは変わらず、人も減っているため仕事量は増える一方です。

信用金庫で働きたい人へのアドバイス

金融機関の役割は預金・融資・為替業務を通じて、経済活動を支えることです。よく経済を人間の体に例えて、都市銀行が動脈であるならば信用金庫は毛細血管であると言われます。

人間(経済)を健康に保つためには血液(お金)を体全体に行き渡らさせる必要があります。そのためには動脈(都市銀行)だけでは無理なため、手の指の先(地方・地域)まで血液(お金)を送るためには毛細血管(信用金庫)の役割が重要となります。

一方でキャッシュレス化が推し進められ、金融機関の仕事は斜陽化していると言っても過言ではありません。しかし、地方の中小零細企業にとって、まだまだ信用金庫の存在・役割は大きいと感じています。

公共的な使命を担う信用金庫の仕事はこれからも存続していくでしょう。ただこれからも貸出金利は低水準で推移していくため、収益率は悪化の一途です。

そこで信用金庫の合併や、支店網の統廃合は進んでいくと考えられます。自分が就職した信用金庫が生き残れる側として存続できるかは信用金庫のビジネスモデルによる収益率にかかっていると思います。

また、人件費削減のため残業はしないよう時間内でのノルマ達成を課せられてます。そして従業員は減らし、一人あたりの仕事量は増加していく一方です。

このように現場の実務では時代の流れで激務が待ち受けています。しかし、公共的な役割を担う信用金庫の仕事はやりがいもあると思いますので頑張って下さい。

自分の可能性を事前に知っておこう!

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