銀行員の仕事って大変ですよね?毎月のノルマはきついし、お金を取り扱うので常に緊張感を持って仕事をしなければいけません。
そんな大変な仕事なのに一昔前までは銀行・信金というのは人気の職業でした。給料が高くて会社が潰れる心配なかったからです。
また、定年まで我慢して働けば退職金を数千万円もらえて、後は年金をもらいながら悠々自適な老後の生活を送れたからです。
しかし、今はそんな時代ではありません。地方銀行や信用金庫にも不況の波が押し寄せてきています。経営不振から破綻する銀行も出てきています。
さらに地方銀行の再編も進められており、今働いている銀行が10年後残っているかどうかわからない時代です。
10年近く銀行のために頑張って働いて、これから出世して給料が上がるというタイミングで急に他の金融機関との合併があって逆に給料が下がったなんて話も耳にします。
今働いている地銀・信金の将来性に不安を感じているという方はぜひ一度転職サイトを見てみることをオススメします。
転職を考えたらまずは以下の3社への登録をぜひ考えてみましょう。
サービス | 求人数 | おすすめポイント |
doda | 127,000件 | 待っているだけで企業からスカウトが来る!マイページな転職活動もできる! |
マイナビエージェント | 63,500件(非公開求人17,846件) | 20~30代の転職に強い!顧客満足度1位! |
リクナビNEXT | 100,000件 | 日本最大級の求人データベースを検索できる! |
今は昔よりも数多くの転職サイトがあり、専門の業界へ特化した転職サイトなんてものもあります。転職アプリなんてものもあり、手軽に簡単に希望の求人を見つけることができます。
そこで今回は100人の体験談をもとに銀行員におすすめの転職サイトを比較することにしました。
信金・地銀の転職サイト・転職アプリの選び方と重要ポイント

転職サイトはたくさんありますが、銀行員が転職するなら金融職に強かったり、銀行員のキャリアを活かすことのできる専用のものを使いましょう。
これから転職サイトを始めるという方に選び方のポイントや気を付けて欲しいことについてお伝えします。
転職アプリの選び方のポイント

転職活動の際にほとんどの方が利用する転職サイトですが、転職サイトにも種類があり、大きく分けると以下のように4つあります。
- エージェントタイプ
- サイトタイプ
- 総合型
- 特化型
4つの呼び方があり複雑だと感じる方がいるかもしれませんが全くそんなことはないので大丈夫です。
エージェントタイプの中に総合型と特化型があり、サイトタイプの中にも総合型と特化型があるという仕組みです。
どれかを選んでいいのかわからないと思う方がいるかもしれませんが、最初は複数のサイトに登録して使い分けをすることをオススメします。
転職サイトによって掲載している求人が異なることもありますし、メリットだけでなくデメリットもあります。
ですので、使い分けをしてメリットだけ享受してしまいましょう。4つのタイプの違いとメリットデメリットについて紹介させていただきます。
エージェントタイプ
転職エージェントは登録をするとあなたに担当が付き、様々な相談に乗ってくれるのが特徴です。最初にすることは担当者と個別面談です。面談を行い、自身の希望する職種や条件面についての話し合いを行います。
そこで伝えた自分の希望や職種、今までの経歴を元に担当者から求人が紹介されます。履歴書や職務経歴書の添削や面接対策をしてくれますので至れり尽くせりと言えます。
初めての転職で何をしていいのかわからないので相談しながら進めていきたいという方に向いているのがエージェントタイプです。
メリット
- 自分に合った求人を紹介してくれる
- リスト日程調整を担当者がしてくれる
- 志望理由書や職務経歴書の添削をしてくれる
- 面接対策をしてくれる
- 非公開求人を紹介してくれる
転職エージェントの最大のメリットは担当者が自分に合った求人を提案してくれることです。
また、提案後の流れもスムーズです。応募も担当者が行ってくれ、面接の日程まで代わりに行ってくれます。
さらに、志望理由書や職務経歴書の添削をしてくれたり、面接対策もしてくれます。
エージェントは応募した企業がどのような人材を欲しているのか、どのような質問がされるのかを把握していますので、的確なアドバイスをもらえます。
他にも非公開求人を紹介してくれるなどのメリットもあります。
デメリット
- 自分のペースで進めにくい
- 担当により当たりはずれがある
- サポート期間が決まっているエージェントもある
- 紹介してくれる求人が希望に沿わない場合がある
転職エージェントは転職希望者を企業に紹介することで収益を上げる仕組みとなっています。
ですので、売上を上げるために転職を急かしたり、逐一連絡を取ってきたりする担当者も存在し、自分のペースで進めにくい場合があります。
また、希望する求人に応募できない場合もあります。エージェント側はより良い人材を企業に紹介をしたいと考えますので、応募が多い場合は社内選考を行います。
その選考に漏れてしまうとこの企業に応募したいと伝えても断られることもあります。
他にも、サポート期間が定められているところも存在します。今すぐに転職をしたいわけではない、様子見という方には向いてはいないかもしれません。
サイトタイプ
転職サイトでは自分で気になる案件を探して直接応募するという新卒の就職活動と同様のことを行います。
自分で興味のある業界や仕事を検索し、気になる案件があれば応募をして採用試験の日程調整を行います。最初から最後まで全て一人で進めていくということです。
メリット
- 求人情報が多い
- 自分のペースで転職活動ができる
- 複数の求人に応募しやすい
- すぐに転職することも可能
求人数が多く、様々な業界や職種から条件面を自分で比較しながら企業を選択することができます。
最近ではスマホに対応している転職サイトも増えており、便利なサービスが使えたりもします。
また、自分のペースで思うように転職活動を進めることができるのがメリットと言えそうです。自分の行動次第ですぐに転職先を見つけることも可能です。
デメリット
- 求人情報が多すぎて選べない
- スケジュールの管理が面倒
- 転職活動が長期化しやすい
求人情報が多いのでどれを選んだらよいのかわからず困るというデメリットもあるようです。
また、自身でスケジュール調整をする必要があり、応募から面接日程の設定まで全て自分で行う必要があります。
上手くいけばすぐに転職先を見つけることができますが、本業の仕事をしながらだとどうしても後回しにしがちとなり転職活動が長期化する傾向もあるようです。
総合型
業界や職種関係なく数多くの求人を取り扱っているのが総合型です。リクルートやマイナビ、dodaなど大手が取り扱っているケースが多いです。
メリット
- 求人情報が多い
- 業界同士の比較がしやすい
- 転職情報が豊富
- 女性向けの転職情報も数多く紹介
総合型というのはとにかく求人情報数が多いです。自分のやりたい仕事が明確に決まっておらず、業界関係なく複数の企業から選びたいという場合は総合型のサイトやエージェントを利用することをオススメします。
今とは違う業種への転職を希望しており、新しいことにチャレンジしてみたいという方にはピッタリと言えそうです。
また、女性向けの転職情報も多く紹介しており、自分のニーズに合った求人情報を手に入れることができます。
デメリット
- 情報の取捨選択が難しい
- 専門性が低い
まず、情報量が多いので絞り切れなくて困ってしまうというデメリットがあります。転職活動を頑張ろうと思っても、何から始めていいかわからず戸惑ってしまう可能性があります。
また、専門性が低いので専門的な技術職(プログラマーやデザイナー)などを志望する人などからしたら情報が薄いと感じてしまうかもしれません。
特化型
こちらは総合型とは異なり、特定の業界に特化しているタイプです。最近ではIT業界に特化した求人を紹介するサイトが増えています。
メリット
- 自身の興味のある業界の情報に特化している
- 求人情報を探す手間が少ない
- 業界全体の動向を知ることができる
- 企業とのつながりもあるので転職しやすい
自分のやりたいことが明確に決まっている場合は特化型のサイトを利用した方が求人を探す手間が省けるのでおすすめです。
勤務地と条件面だけを確認したらいいので、数多くの会社を比較検討することが面倒だという人にとってはうってつけです。
デメリット
- 求人情報が少ない
- 異業種についての情報は少ない
特化型の求人数は総合型と比較すると少なくなるというデメリットがあります。また、異業種についての情報が少ないので、初めての転職という方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
銀行員の転職サイト・アプリ一覧比較

では、地方銀行員・信用金庫から転職したい方向けの転職サイトとアプリを一覧比較します。
転職エージェント一覧
サイト名 | 求人数 | 非公開求人 | 年代 | 地域 | 特徴 | 詳細 |
リクルートエージェント (4.5 / 5.0) | 44万以上 | 24万件以上 | 全年齢 | 全国対応 | 国内NO.1転職エージェント | 詳細を見る |
マイナビエージェント (4.0 / 5.0) | 非公開 | 非公開 | 20~30代 | 全国対応 | 20代に信頼される転職エージェントNO.1 | 詳細を見る |
doda (4.5 / 5.0) | 17万件以上 | 3万件以上 | 全年齢 | 全国対応 | 転職者満足度NO.1 | 詳細を見る |
type (3.5 / 5.0) | 7千件以上 | 1万5千件以上 | 全年齢 | 関東 | エンジニア職の求人NO.1 | 詳細を見る |
パソナキャリア (4.0 / 5.0) | 4万件以上 | 非公開 | 全年齢 | 全国対応 | 利用者満足度NO.1 | 詳細を見る |
リクルートダイレクトスカウト (4.0 / 5.0) | 10万件以上 | 非公開 | 全年齢 | 全国対応 | ハイクラス特化型 | 詳細を見る |
ビズリーチ (4.0 / 5.0) | 20万件以上 | 非公開 | 全年齢 | 全国対応 | 質の高い求人多数 | 詳細を見る |
JACリクルートメント (4.0 / 5.0) | 3万件以上 | 2万件以上 | 30~50代 | 全国対応 | 薦めたい転職エージェントNO.1 | 詳細を見る |
iX転職 (3.5 / 5.0) | 非公開 | 非公開 | 全年齢 | 全国対応 | 年収800万以上の求人多数 | 詳細を見る |
転職サイト一覧
転職アプリ・サイト総合ランキング
次に数ある転職サイト・転職アプリの中で利用するべきサイトをご紹介させていただきます。
1位:dodaは待っているだけで企業から直接スカウト!
dodaの良いところは何といっても「転職サイト」と「転職エージェント」の両方の機能を持っていることです。自分のペースで転職活動を進めていきたいという方も、相談をしながら転職活動を進めたい方も安心して利用できます。
最初は一人で始めてみて、困ったらエージェントを利用するなんてことも気軽にできますし、求人を自分で調べてみて、興味のある求人があればエージェントに伝えて紹介をもらったり、類似の求人を探してくれるなんてこともしてくれます。
大手・優良企業を中心に豊富な求人情報を掲載しているで、地方銀行や信用金庫からのキャリアアップも可能です。
また、dodaに登録すると利用できる「年収査定」という機能も人気があります。簡単な情報を入力するだけで自分の適正年収がわかります。
大手転職サイトということで信頼性も高いですし、求人数も多いので「転職者満足度NO.1」というのもうなずけます。
2位:20~30代で有名大手企業に転職したいならマイナビエージェント
マイナイビエージェントの強みは国内最大級の転職実績を持っており、「20代に信頼されている転職エージェントNO.1」だという点です。
また、総合型のエージェントですが各種業界についての知識は豊富です。マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは業界専任制で、業界出身者も数多く在籍しています。
有名大手企業の人事との太いパイプを持っており、ここでしか手に入れることのできない公開求人よりも条件面の良い非公開求人情報を提供してもらえたりします。
地方銀行や信用金庫からステップアップしたいと考えている20~30代の銀行員にとってはうってつけの転職エージェントです。
3位:ハイクラス・ミドルクラス転職に強いJAC Recruitment ジェイエイシーリクルートメント
JAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)はミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェントです。
転職して年収をアップさせたいという方にピッタリのサービスです。大手優良企業や外資系企業への転職実績も多数あります。
1,200名のコンサルタントがしっかりとサポートしてくれますので初めての転職でも安心して行うことができます。
ハイクラス・ミドルクラス転職のオリコン顧客満足度は5年連続1位となっています!
4位:国内最大手NO.1転職エージェントのリクルートエージェント
転職を希望する方なら誰もが知っているのがリクルートエージェントです。転職支援実績NO.1であり、業界最大級の非公開求人数を誇っています。
転職の相談相手であるアドバイザーは各業界・各業種に精通しており、数多く取り揃えている求人の中から転職希望者の希望やスキルに沿った求人を厳選して紹介してくれます。
また、転職サポートも充実しており、職務経歴書や履歴書などの書類の添削だけでなく、リクルートエージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加することができます。
4位:ハイクラス転職を希望するならリクルートダイレクトスカウトへの登録は必須
地方銀行や信用金庫からハイクラス転職をしたいと考えている方であればリクルートダイレクトスカウトへの登録は必須です。年収800万円以上の求人を数多く掲載しています。
特に元銀行員はこのサービスを利用してハイクラス転職を成功させています。600名以上の経験豊富なヘッドハンターがあなたの経歴や特徴を見て求人を紹介してくれます。
無料登録をしてレジュメを匿名で記入した後は企業から直接スカウトが届くので、自分のペースで転職活動を行うことができます。とにかく年収をアップさせたいという方にオススメです。
5位:転職を考え始めたならリクナビNEXTで情報収集
毎週26,000人以上が新規登録する転職サイトで、実際に転職した人の約8割がリクナビNEXTを利用しています。
とりあえず転職を考え始めたので転職情報を収集しようと考えている人が一番最初に登録するのがこのサイトです。転職サイトなので自分のペースで手軽に転職活動を行うことができます。
また、「グッドポイント診断」という無料診断ツールも人気があります。あなたの気づいていない強みを発見してくれ、書類選考対策やアピールポイント発見、自己分析に活用ができます。
6位:年収1,000万以上の企業を狙うならビズリーチ
ビズリーチは「年収600万円以上の方に支持される転職サービスNO.1」の転職エージェントで、ハイクラス向けの求人情報が多く掲載されています。
そのため、地方銀行や信用金庫からキャリアアップをしたいという方にはピッタリのサービスです。
年収1,000万円以上の求人が3分の1以上であり、年収1,000万円以上稼ぎたいという方にもうってつけです。ビズリーチには他の転職サイトにはない求人も多くあるので、他のサイトと併せて登録するのがオススメです。
また、ビズリーチは自分でエージェントを選ぶことができるのも特徴で、信頼できる優秀な担当者と転職活動を進めていくことができます。
7位:3人に2人が年収アップ!キャリアアップを目指すならパソナキャリア
派遣会社大手のパソナが運営している転職エージェントです。オリコン顧客満足度調査で4年連続1位であり転職者の満足度も高いです。
求人数も多く、女性へのフォローが手厚いことでも有名です。アドバイザーは女性の方が良いと考えている方は希望すれば女性のアドバイザーに担当してもらうことができます。
履歴書・職務経歴書の添削指導を丁寧に行ってくれますし、面談練習もとても親身になってくれる点も評価の高い要因です。転職して年収アップをしたいという方にはオススメです。
地銀・信金の転職悩みQ&A
- 転職活動は仕事を辞めなくてもできますか?
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転職活動は銀行の仕事を辞めなくてもできます。仕事と転職活動の両立は大変だと思いますが、通勤時間や帰宅後1時間は転職活動の時間と決めて行動することをオススメします。仕事を辞めてしまうと毎月の収入がなくなるので不安を感じて意図していない企業へ転職をして後悔するなんてことも考えられます。ですので、両立できるようであれば仕事をしながら転職活動をしましょう。
- 第二新卒で一般職から総合職への転職は難しいですか?
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第二新卒で一般職から総合職へ転職するのは新卒で総合職に採用されるよりも難易度は上がります。ただ、銀行・信用金庫の一般職というのは窓口業務を行っていた方が多く、事務だけでなくお客様への対応や預金や金融資産の販売・営業活動も行ってきています。他の一般職の方よりも数多くの経験を積んでいますので転職活動は有利に働きます。
- 転職サイト・転職エージェントの登録や求人の紹介に費用はかかりますか?
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掲載している転職サイト・転職エージェントの登録・紹介は全て「無料」です。費用は一切かかりませんので安心して利用してください。
- 非公開求人とは何ですか?
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非公開求人とは、転職サイト・転職エージェントが自社のサイトに掲載していない非公開の求人のことを指します。サイトに登録をすることで初めて紹介をしてもらうことができます。
- 未経験の業界へチャレンジしたいけれど難しいですか?
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転職活動では経験が重視されるため未経験の場合は難易度は高くなります。ただ、銀行員・信用金庫職員は基本的な社会人としての知識は持っていると見てもらうことができ、未経験の業界でも受け入れてくれる傾向があります。最近ではIT業界への未経験での転職が人気があります。
- 退職の意思を伝えるタイミングはいつ?
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退職の意思を伝えるタイミングは内定が出てからにしましょう。退職の意思を伝えると上司から引き留められることが考えられます。押しに弱い人の場合、次が決まっていないと言いくるめられてしまう可能性がありますが、内定が出ていれば引き留められても次が決まっているのでとはっきりと断ることができます。
- 残っている有休はどうなりますか?
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地方銀行や信用金庫で働いていると有休は使われず残っているという場合がほとんどです。上司に有休消化後に退職をしたいことを伝えると、残っている有休を使い退職することができます。逆に言わないと有休は使われず退職となりますので注意してください。
- 退職届はいつ出したらいいのですか?
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各地方銀行・信用金庫によって就業規則は異なるとは思いますが、基本的には退職希望日の3カ月前に届を出すことと決められているかと思います。ですので、円満退職をしたい場合は3カ月前に退職届を支店長や役席に出すようにしましょう。ただ、民法上は退職希望日の14日以前までに辞意を表明するようにと定められているので、3カ月前でなくても法律上は問題ありません。