「銀行を辞めたい!」「ノルマに追われるのはもう嫌!」
そう思い転職を考えている方も多いと思います。仕事量と覚えることは年々増えているのに、経費削減のために早く帰らないといけない。
定時で帰れるから嬉しいけど、残業代はつかないから給料は安い。銀行で働くメリットってなんなの?って思っちゃいますよね。
ただ、30代になっての転職なんて難しいし諦めているという声をよく聞きます。女性の転職は30歳が限界だという説がありますからね。
今回は銀行員の女性の30代での転職が遅いのかどうか、転職に成功するためのポイントについて解説させていただきます。
銀行員の30代女性が転職をすると年収は下がる可能性が高い

銀行員として10年程度勤務していれば昇給して年収は新入社員時代よりは増えているはずですし、役職に就いていれば役職手当もあり大幅にアップしているはずです。
総合職の女性であれば入行時には少なかった給料も30代になって500~700万円程度はもらっている人が多いです。
一般職の女性の場合は300~400万円程度と他の業種と比べてそこまで高くはありませんが、役職に就いていれば500万円程度もらっている人もいます。
国税庁の「民間給与実態統計調査」の結果によると30代女性の平均年収は299万円でした。男女合わせると425万円です。
銀行の給与水準の高さがわかってもらえると思います。銀行は年齢が上がるにつれて給与水準は高くなりますからね。
ただ、転職をしてしまうと今までと同程度の給料をもらうことは難しいです。特に異業種への転職では下がる可能性が高いです。
厚生労働省が令和3年に発表した「転職入職者の賃金変動状況別割合」によると30代前半で転職で年収が上がったのは38.4%で、30代後半では36.8%でした。
30代の転職は大半が年収は現状維持か年収がダウンしているというのが実情です。ですので、年収が下がるのは嫌だという方は転職は辞めた方が良いでしょう。
銀行員の30代女性が転職して年収を下げないためのコツ

転職して年収が下がる人も多いですが、年収をアップさせている人もいます。今までの経験を活かした転職というのは年収アップが期待できます。
同業界・同業種への転職
同じ金融業界や銀行で培ったスキルを活かせるような業種への転職であれば年収を維持した転職が可能です。
選考の際には即戦力として働けることを積極的にアピールしていきましょう。
30代の転職となると即戦力として採用されます。今まで何らかのポジションを経験しており、それを会社で活かして働いて欲しいと考えています。
転職先には20代の若手社員もいますので、それらの模範となりまとめることのできる能力が期待されます。
銀行での具体的な事例を踏まえ、マネジメント能力やコミュニケーション能力をアピールしましょう。
年収水準の高い業界への転職
年収をアップさせてキャリアアップを図りたいという方は給与水準の高い業界へ転職するようにしましょう。
同じ金融業界ではありますが以下の3つの業界は給与水準が高いです。
証券会社
外資系保険会社
コンサルティング業界
この他にも医薬品や商社などは年収が高いです。どうしてもサービス業などは年収が低い傾向にあります。
年収が高い業界は人気も高く採用されるのは難しいですが、銀行での勤務経験があれば転職は可能です。
転職エージェントを利用した転職
やっぱり転職するならプロに相談した方が条件の良い転職先は見つかりやすいです。転職エージェントを利用すると面接対策や求人情報の紹介を無料でしてくれます。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは転職希望者を企業に就職させないと成績になりません。
ですので、企業との年収交渉も積極的に行ってくれます。自分でなかなか年収交渉なんてできませんから助かりますよね。
転職サイトには掲載されていない非公開求人も提供してくれますので、転職エージェントを利用するメリットは大きいです。
IT業界への転職を考える
IT業界は今後も成長が期待される業界です。日本でITスキルを持っている人はまだまだ少なく、人材を募集している企業は多くあります。
手に職をつけてしまえば将来的に仕事に困ることがなくなるといえる業界の一つです。
ただ、未経験で何もわからない状態からの転職はハードルが高いです。経験が補えない部分は資格を取得してアピールしましょう。
具体的には「ITパスポート」や「基本情報技術者」といった国家資格が未経験の方にはオススメです。
他にもWebデザイン・Webマーケティング・ライティングを学べるスクールに通うこともオススメです。
スクールに通うと費用はかかりますが、将来へ向けた投資だと思って今のうちに学んでおくと転職の幅が広がります。
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資本金 | 748百万円 |
役員 | 代表取締役社長:山尾 幸弘 |
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最後に
今回は銀行員の30代女性が転職した場合に年収はどうなるのか、転職を成功させるためのコツを紹介させていただきました。
銀行員の年収は高いので、転職をすると年収は下がる傾向があります。まずは年収が下がっても良いのかしっかりと考えてから転職活動をするようにしましょう。
ただ、転職後に年収をアップさせている人もいます。今の仕事をしながら少しずつ転職先で必要となる資格を取得したり、スクールに通うなどしてスキルアップを図りましょう。
それが転職活動をする際に他社との差別化に繋がり、転職を成功させることに繋がります。
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